古アパートの解決事例
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古アパートの解決事例

古アパートの解決事例

2階建ての木造アパート全18戸のうち、14戸が入居しており、うち2戸が高齢の滞納者の案件です。

築年数が50年を超えており、空室になる度に賃料を下げてきたため収益性はかなり低く立退きおよび解体工事をする予算組みをしたほうが不動産価格評価の高くなる案件でした。
また、敷地内に不動車が放置され、ナンバープレートがなく車体番号も削られている状態でした。

入居者のうち、学生や比較的若い会社員は、通知だけで退去していただけましたが、残りの5戸については、多少時間がかかりました。高齢の滞納者2名、失業中の50代の男性、連絡がつか ない30代男性、退去を拒否する30代男性でした。

高齢の滞納者については、1人は認知能力に疑問があり、もう1人は生活が困窮していました。
この2名については、行政に相談してその指導の下転居していただきました。
失業中の男性も関東近郊の寮がある工場への勤務が決まりご退去いただき、所在の分からない方についても、入居申込書に記載されていた親族に連絡して、本人が仕事で海外赴任していたことが分かりました。

あと1人については、法外な立退料を要求されたため、一番根気が必要でしたが最終的には退去に合意いただきました。

不動車に関しては、警察に届け出た後、きちんとした手続きのもと、撤去して解体しました。
買い受けてから立ち退き完了まで概ね6か月の期間がかかりましたが、円満に解決しました。

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